本文へ移動

大腸CT検査

16列マルチスライスCT

 
平成28年3月に当院では最新の16列マルチスライスCTを導入しましたが、この装置を活用して短時間に高精密な画像を得ることが可能となり、大腸CT検査を行っています。

大腸CT検査とは

仮想大腸展開画像
 
 大腸CT検査は最新のマルチスライスCTを利用し、大腸の内部を隅々まで観察することができる画期的な検査方法です。内視鏡機器を挿入する必要はなく、短時間で比較的楽に大腸の観察ができます。
 痛みが心配で大腸内視鏡検査を受ける決心がつかない方や、腸管が長い・腸の癒着等の理由で大腸内視鏡が挿入困難といわれている方にもお勧めします。

大腸CT検査の長所

・検査は短時間で行えるため、仕事や日常生活に支障をきたすことが少ない。
・大腸内視鏡検査と異なり苦痛が少ない(当院では内視鏡検査の苦痛を軽減するための工夫をしています)。
・出血や穿孔などの偶発症が少ない安全な検査である。
・大腸内視鏡検査の実施が困難な方にも行える。

大腸CT検査の短所

・組織の採取ができないので、異常が指摘された場合は、大腸内視鏡検査を受ける必要がある。
・CT撮影には医療被曝が伴うため、妊娠の可能性がある方は、検査を受けることができない。
・平坦なポリープや腸の炎症性変化の描出が困難。
 

大腸CT検査の流れ

① 検査前日から検査食およびお薬(下剤や造影剤など)を服用していただきます。
② 撮影前に大腸の動きを抑える注射をします。
③ 細いチューブを肛門から数㎝挿入し、炭酸ガスを注入し大腸を拡張します。
④ 20~30秒の息止めで、仰向けとうつ伏せで2回CT撮影をします。
⑤ 撮影した画像をもとに仮想内視鏡像・仮想注腸像などを作成し診断します。
 

画像

     仮想注腸画像
     仮想内視鏡画像

前処置の内容

医療法人 榎本医院
〒639-2251 奈良県御所市戸毛1130
TEL:0745-67-0008
FAX:0745-67-1063
---------------------------------------------------
 内科・外科・胃腸内科
肛門外科・放射線科・麻酔科
---------------------------------------------------
1
7
2
4
4
9
TOPへ戻る